私は最強ビンボー女!

それとも無謀なのかな。

何も知らずに、救うことはできないのかな。


何も知らないくせに救うとかぬかすのは、おこがましいのかな。




でも、でも、でも――






「独りきりだと、思うなよ。

憎しみも恨みも苦しさも――全部全部独りで背負い込むなよ。


あんたには、あんた、には・・・仲間が、いるんでしょぉ!?」




『アイツの暗いところは、見ないでいてやって?』

懇願するように私に言った金髪長身男。


哉と彼方が根本的には同じだと察していた翼。


そしてきっと、紅狼の皆も――哉を、慕ってる。





仲間がいるのに、どうして背負い込む?

どうして吐き出さない?


どうして――






「・・・・・・背負い込んでねぇよ。」


呟かれた声に、思わず哉を見つめた。

哉は、自嘲気に笑っていた。



「雷虎の奴らには言ってるし、翼にだってけっこう甘えてる。

けど、小野緋月を責めずにいられないし、俺は――俺が大嫌いだ。」