立ち上がった私達が来たのは――地下。
朝霧家に地下があったことにも驚いたけど。
ソレより何より、その地下の規模に、唖然とした。
地下は、1つの広間となっていて、広さは優に体育館ほどもあったんだ。
そしてその広間こそが霧の間らしい。
・・・・・・もはや、家じゃない気がする・・・。
そう思うのは、小さな小さなボロい家に住んでたからではないだろう。
至って普通の家とかなりの差があることは、明らか。
だいたい、体育館ほどの広間がある家って、もはや家じゃないでしょ。
どこの豪邸だよ・・・って、朝霧家の豪邸か。
そこまで考えて、ため息をつきたくなった。
私の家とのこの差。
私がこの朝霧家の直系なんて、なんだか嘘みたい。
「・・・・・・まぁ、嘘なんかじゃないんだろうけど。」
「どうした?青菜。」
「あ、なんでもない!」
小さな呟きをお祖母ちゃんに聞かれたらしい私は、慌てて両手を振った。
朝霧家に地下があったことにも驚いたけど。
ソレより何より、その地下の規模に、唖然とした。
地下は、1つの広間となっていて、広さは優に体育館ほどもあったんだ。
そしてその広間こそが霧の間らしい。
・・・・・・もはや、家じゃない気がする・・・。
そう思うのは、小さな小さなボロい家に住んでたからではないだろう。
至って普通の家とかなりの差があることは、明らか。
だいたい、体育館ほどの広間がある家って、もはや家じゃないでしょ。
どこの豪邸だよ・・・って、朝霧家の豪邸か。
そこまで考えて、ため息をつきたくなった。
私の家とのこの差。
私がこの朝霧家の直系なんて、なんだか嘘みたい。
「・・・・・・まぁ、嘘なんかじゃないんだろうけど。」
「どうした?青菜。」
「あ、なんでもない!」
小さな呟きをお祖母ちゃんに聞かれたらしい私は、慌てて両手を振った。