私は最強ビンボー女!

「は・・・・・はぁーーーー!?」


大声を上げた私に、葉月はあからさまに嫌な顔を見せた。



そして一言。


「うるさい。」


吐き捨てました、葉月さん。

いやん、怖いッ☆



じゃなくって!!!






「似てるってどこがよどこが!!!」


「うるさい。」


「答えろや!!!」


「うるさい。」




埒あかねぇ!!!



私は深呼吸して、落ち着いてから静かな声で問いかけた。





「似てるって、どこが?」




葉月はちらっと私を見てから、朝日に目を向けた。


眩しいからか、目を細めている。