私は最強ビンボー女！

―――日岡さんに手を引かれ、糞ババァについて行くと、ある部屋の前で止まった。





「青菜・・・・・"勉強"を、始めるぞ。今日は、暗殺についての基本的なこといからよの。」



葉月が、糞ババァの口が閉じたと同時に、スッと襖を開けた。






「今日は、俺が教えます。」


ニッコリと笑ったまま、日岡さんが言う。







日岡さんの笑顔は――ニセモノだ。


そう、直感した。

直感だけど、当たっていると思う。




日岡さんは、私のことを、値踏みしているように感じる。













――――気に入らないな。