・・・・・あ、でも、おかげで目が覚めた。

よかったよかった♪



って、よくないんだってば!

校舎に入れないよ!!!



・・・・・・っつーか・・・


こいつら、こんなにモテたんだ・・・

カッコイイとは思ってたけど、これほどとは・・・・・






・・・・・・・・・・・・・・と、忘れてた。

私、美的感覚が鈍いんだった。


私の糞親父が、36歳のくせに20歳にしか見えないという超☆美形だから、鈍っちゃったんだよね。


くそっ!!!
無駄に美形な糞親父め!!

娘の劣等感を考えたこと無かったろ!!!

せめて30歳には見えるようにしろよっ!!





・・・・・あ~!!!

なんでこう、私の周りには美形が集まるかなぁ!?


杞憂さんも糞親父と同い年なのに、20歳の爽やか王子様☆にしか見えないし。

りか先生も綺麗だし。

佐奈は天使みたいに可愛いし。(中身悪魔だけど。)

紅狼と白狼の幹部以上は皆イケメンだし。





私・・・その中で超平凡な見た目なんだよ?


劣等感に押しつぶされそうだよっ・・・・・