「迎えに来てくれてありがとう!帰ろうか?」 「あぁ」 小さく頷いて歩き出した星哉の隣に並んで歩く。 やっぱり、星哉って背が大きいなぁ……。 今更ながらそんなことを考える。 彼氏と一緒に帰るのは生まれて初めて。 もちろん、誰かと付き合うのも初めて。 こうやって男の子と一緒に歩くのは愁太以外ほとんどない。