side春樹

今日は、珍しく部活に出ることにした。

俺は、サッカー部に入っている。

でも、普段は部活をやらないで、サッカースクールに通っている。

でも今日は先輩に誘われたので、部活に行くことにした。

グランドに行くと、1年が、準備をしていた。

「オースっ!俺も手伝うよ」

俺は、ゴールを用意している部員たちに駆け寄った。

「おぅ!春樹!久しぶりだな。」

そう声をかけてきたのは、俺の唯一の親友と呼べる奴だ。

名前は、長瀬優斗(ナガセユウト)。

高校一年。三組。俺と同じクラス。

小学校からの付き合いだ。

明るくて、乗りが良くてクラスの人気者だ。

ブラウン色の髪に、目はパッチリだし、鼻は高いし。

みんな俺をイケメンなんて言ってるけど、俺は優斗のほうがイケメンだと思う。

そんなことを思っていると、優斗に声をかけられた。


「春樹、ボーっとしてんなよ」

「おー分かってる。」