あふれるほどの愛を


でも…

「当たり前‼さみしかったよおねーちゃん居なくて」

なーんて嬉しい事言うからあたしはその場で泣きたしてしまった。

「どうしたの?」

急に泣き出したあたしを見て、亮は「はい」とタオルをあたしにくれた。

あたしはそのタオルを無言で受け取るしか出来なくて…


しばらくして、落ち着きを取り戻したあたしは、亮に「ちょっと待っててね」と言って自分の部屋に行った。

そしてあるものを手に持って亮の元へと行った。

「亮‼これ遅くなっちゃっけど誕生日プレゼント」

あたしは、キレイにラッピングしてある袋を亮にあげた。

目の前の亮は瞳をキラキラさせ、「開けていい?」と聞いてきた。

その瞬間ふと目に入った時計。

見ると、7時30分を指していて…

「亮‼時間大丈夫なの?」

「何分?」

「30分」

「大丈夫、40分にでて行くの」

そっか、よかった。

遅刻なんてさせたら母親がなんて言うか……考えるだけで胸がいたい

開けていい?と何回も聞いてくる亮に負け、いいよと言った。

そうすると、亮は袋をあけ、中身を見ると、うれしーと叫んだ。