「俺が愛川のことたくさんの愛で守るから……
暑いほどの愛で道を照らしつづけるから…

…好きです。付き合ってください…」



そんなことばにわたしは、目をぱちくりさせた。

「私は…坂井となら、前を見れると思った。坂井に、出会って苦しくてけしさりたかった過去か薄くなってた。
私も坂井が好き。よろしくお願いしまっキャッ」


言い終わる前に坂井に抱きしめられた。


「あのさ、春樹って今からは呼べよな、優心!」


「な、なんか性格変わってない?!!」


「そう?変わってないけど?」






また、裏切られるかもしれない……




傷つくかもしれない……






けど、目の前にある彼の手を信じてみたくなった。