あふれるほどの愛を



「叶うといいね」



「うん!うちの夢に近づくよ、そしたら」



「夢…?彼のお嫁さんとか?」



夢って言ったら普通は、好きな人のお嫁さんだよね。




「そりゃーそう慣れたらもちろん嬉しいけど優心とダブルデートするのうちの夢なんだ」



「えぇー?!知らないよ、そんなこと」




「あったりまえじゃん!言うのはじめてだもん」



「それ、叶わないと思うよ?」




あたしが誰かと付き合うなんて…考えられないもん。




「大丈夫。うち、絶対振り向かして見せるから!」





そういう、愛華の横顔はいつも以上に可愛いかった。




「恋する女子は可愛いっていうけど本当だね」




「えぇ?優心に言われても全然嬉しくない〜」




「それどう言うことよ?」




「可愛い優心に言われても説得力ないってこと!」




「お世辞どーも。でも、本当。いつも可愛いけど、今は恋する乙女って感じするもん」



ありがとうと最高の笑顔で返してくれた。