あふれるほどの愛を


自分の思い込みって…それはいくらなんでもさでも

「ひどい!!あたしは1人に慣れたよ。毎日365日ずっと1人でいたんだもん。慣れたに決まってんじゃん!」

あたしがなにをいっも返してくる。

「慣れてるわけない!俺はわかってるぞ。1人でいるときの愛川の顔を。最初はつまらなそうな顔してるって思ってたけど、よくみると、自分は1人じゃない1人じゃないって言い聞かせるような顔してたんだ。それ見てやっぱ1人に慣れてないって思った。辛そうな顔してる。心が泣いてるようなさ。でも、俺といるときにもそういう顔してるときがあんだよ。
それが、疑問だった。でもなんとなく分かったよ」


「あたし、そんな顔してたんだ…」

必死で我慢してた。

鏡で必死に笑顔を作ったのに。

「自分の気づかない間にしてたんだろうな。無意識ってやつ?」


「無意識かぁ…」


「そっ。でも、無理に信じなくていいと思う。無理に信じたって相手には分かるから。相手が本当に愛川のことが好きで大切だと思ってるなら、愛川が信じてもらえるまで待っててくれるって俺は思うけどな。でも、そうしたら愛川も答えなきゃいけないよな。まぁ、俺から言いたいのは難しくなさ考えるなってこと」




返事の代わりに小さく頷いた。