「あたしにとってあんたは大切な存在だったのにあんたはあたしの事なんかどうでもいい存在だったんだね」
なんか言おうとしてる愛華。
だけど言わせないと言わんばかりにあたしは続けて言葉を発する。
「どーせ、ひとりになりたく無かったから適当に仲良くしてたんでしょ?大切に思ってたらそんなこと言えるわけないし、ひどいことだって出来ないもんね。信じたあたしがばかだったんだよね」
この言葉を発した瞬間じわっと目元に涙が溜まる。
「違う!!!」
「…は?」
「うちにとって優心は大切な心友だった。かけがえのない存在だったんだ」
「そんなのウソ。自分守りたいだけでしょ?」
「嘘じゃない。うちのことは信じなくていいけど…これだけは信じてほしい」
「信じられない」
「じゃ、もう少しだけうちの話聞いて!!」
「いや!聞くことなんてない!!!」
そう言って耳を塞ぐ。
「優心!!!」
塞いでた手を愛華が無理やり取ってあたしの手をぎゅっと二つの手で包みこんだ。
必死になって逃れようとした。
そのたびに強くなってく力。
「離して!最初に無視したのは誰?ほかの誰でもないあんたでしょ?」
涙交じりの大きな声。
泣いてるから、あんまり大きくはないけど。

