あふれるほどの愛を


あたしは、懐かしい夢を見た。

中学一年生の時、愛華とはじめて遊んだ時の夢だった。

はじめて出かけるって言うのに、行った場所は原宿。

お互いに洋服が好きという共通があったからか原宿にしたんだ。

あたしが愛華の家まで向かいに行き、電車の中では、話が尽きることはなかった。

原宿に着くと、前持って雑誌で調べていたお店に行ったり、お揃いのものをたくさん買って、クレープも食べた。

ホットケーキも食べた。

もちもん、プリクラもとって写真も撮った。

写真のフォルダーも愛華の写真がぎっしりになった。

それが、すごく嬉しくて笑ってしまった。