で、今に至る。
今愛川は寝てる。
バスに乗ってすぐ寝ちゃったみたいだ。
それで俺は優斗とお話中。
「で?なんだっけ?」
「だから、優心ちゃんの親友の愛華ちゃんって子。話があったんだってさ。でも、優心はうちのこと嫌いだからさっていってた」
「名前まで知ってんのかよ?」
「あぁ、聞いたからな。
ひどいことしたって反省してたみたい、でもさ、優心ちゃんの気持ち考えてたらな…そんなこといえねぇよな」
愛川のこと、聞いたのか?
「だよな。親友の話をしたとしても聞く耳持たないだろうな、愛川のことだからな」
「助けてやれよ、優心ちゃんのこと」
「頼まれなくても助けるし」
それで、この話は終わった。
それから、俺も眠りについた。

