あふれるほどの愛を


そして、海旅行3日目はあたしはずっと部屋で過ごしていた。

外に出たくなくて、みんなの顔が見たくなくてずっと、部屋にこもっていた。

華織っちも部屋まで来てくれたけど、出られなかった。

そして、夕方。

キャリーバックを持って部屋を出ると坂井と長瀬くんがいた。

だけど、顔を合わせる事ができなくて俯いてしまう。

「優心ちゃん、気にしないでよ!俺も優心ちゃんの味方だぜ?」

「そーだぞ?一人じゃねーんだからよ!よし、ロビーいくぞ?」

「はぁ、、」

「ため息するなよ。
牧田さんも心配してたんだよ?愛川のことをさ。だから、なんか一言言ってこいよ」


ロビーに着くと、一番に華織っちを見つけた。

目も合ってしまって。

こっちに向かって来て…

「優心またおいでね!だーいすきよ!」

そう言って抱きしめて来た。

華織っちはすごく温かかった。

「うん!!
……ごめんね」

小声で言うと…

「平気よ」

と言ってくれた。

それから、華織っちとロビーのソファーでくだらない話をした。

そしたら、あっという間にバスが来てて。


「じゃーね!華織っち!」

「またね!絶対来てよ〜」

「うん‼」

「じゃーな!」

「じゃ、出発しますぞ?」

「ばーいばい」

華織っちが見えなくなるまで、手を振り続けた。