あふれるほどの愛を


でも、違った。

あたしの事を誰かがバラしたんだろう?

あたしは、新しいクラスでも、一人ぼっちに。

クラスで浮かれてしまった。

また新しいこのクラスで一年過ごすのかと思ったら、吐き気が、襲って来た。

しかも、一年の時に仲良かった子の三人と同じクラスになってしまった。

最悪……

この二文字しか頭に思い浮かばない。


それからの日々は中2よりも酷く苦しいものだった。

上履きを隠されるのは当たり前。

教科書がなくなってる事もしばしば。

新しいものを買っても次の日にはなくなっていた。

そんな日々が中学卒業まで続くのか…ともう、諦めていた時。

急にその嫌がらせがなくなったんだ。

それはちょうど、九月の一日。

夏休み後だった。

嫌がらせがなくなったからって、クラスで孤立なのは変わらず…。

でも、そんなのは気にはならなかった。

もう、その時には感情はもちもん。

心さえも崩れ去っていたのだろう。