あふれるほどの愛を



「ここにいてもあれだし中は行って」

無理やり笑顔を作ってそう言いながら部屋に入ろうとすると

急に坂井に引き寄せられた。

「えっ」

あたし今坂井に抱きしめられてる……?

「無理して笑うなよ…」

切なそうな瞳をする坂井…

なんで、そんな顔するのよ。

この世の終わりみたいなさ。

「坂井…」

「あ、ごめん」

次の瞬間ぱっとあたしを離されて…

「う、うん」

もっと坂井の腕の中にいたいって思っちゃった、、、。

手で頬を当てると少し熱い気がしたけど…気のせいだよね!!


ベットの端に二人で座ると、長い長い沈黙が続いた。