あふれるほどの愛を



あたしは走った。

思いのまま無我夢中で走った。

辿りついたのは、ホテルの中のガーデンだった。

でも、そこには人が沢山いて落ち着きたいあたしには合わないところだった。

だから、ガーデンを飛び出した。


―――ドンっ


「ごめんなさっ」

「大丈夫…て優心!」

偶然にもぶつかったのは華織っちだった。

あたしの顔をみて驚いた顔をした華織っち。

当たり前か…涙のせいで顔はぐちゃぐちゃ。

あたしは華織っちから話しかけられたが、無視してその場を立ち去った。


ごめんね…華織っち…


色々行ったが最終的にホテルの部屋に戻ってきた。