あふれるほどの愛を



「無理だろう…。もともと愛川が日誌書き忘れたのが悪いんだろ。」

それはそうだけど…、だったら日誌だけ書かせればいいじゃん!!

「でも、あの紙の数は以上だろ。愛川1人だったら絶対終わってなかったよ!」

「確かに、あれは多かったな~。全然減ってくれなかったもん。坂井の言うとおりごほうびくらいくれたってね。」

あたしも言うと、村田は、

「でもな、お前らだけにってわけはいかないんだよ。」

「せんせー、ひどい!!」

坂井が子供のような声を出した。
坂井のそんな姿に呆れてると、

「だめなもんはだめだ!!教室に帰れ!!」

「やだね。ってか、教室言っても暑いし。職員室はこんなに涼しいし。」

「教室とは比べ物にならない」と坂井は、村田に言った。

「俺に、はむかうなんていい度胸だな、坂井!」

「えぇ、サッカー部でちゃんと鍛えてますから!」

坂井は折れることなく、言い返した。

「あー言えばこー言うんだな、坂井は。」

「あたりまえ。じゃなきゃいきていけないっしょ?まぁ、そんなことより、ごほうびは??」

「だから、ない!」

「え~」とそれでも反抗する坂井を村田は無理やり職員室から追い出した。

そしてなぜかあたしも、

「お疲れ様~じゃーね」

なんて言う言葉で追い出された。