あれから何分たっただろうか?

「よし、準備完了!」

そんな声が聞こえてくる。


「愛川!今日も楽しむぞー!」

そんな声がしてアイマスクが外される。


ぼやけるあたしの視界に映ったのは、坂井、長瀬くん、華織っちはもちろん。

ほかにもたくさんの人がいた。

その人たちを1人1人見ていたら、もう嫌なほど見た顔もあった。

「やあ、愛川!」

「村田!せんせ」

危ない危ない。

くせで村田って言うところだった。。

「なんでここに?」

「いや、たまたまな。いっつも夏はここに来るんだよ。でも、今日はすぐ帰るけどな」

「じゃ、はじめますか!優心ちゃん!BBQよ」

華織っちを見るとたくさんのお肉、色とりどりの野菜、他にもたくさんあった。

「うわ~」

「っじゃ、焼こーー!」


そんな声でBBQがはじまった。