あれから俺は愛川をお姫様だっこをして部屋まで運んだ。

鍵があいてたからそのまま入ってけど、部屋の鍵を付けてないなんてなんて無防備なんだよ。


誰かに部屋に入られたらどうすんだよって思いながらも、そんな愛川の一面さえも可愛いと思ってっしまう俺は重症だろうかってか愛川にはまりすぎだな。

いつかこの俺の気持ち愛川に届けばいいな…いや届いてもらわなきゃ困る。


部屋に戻った俺はいつの間に起きてた優斗に何処行ってたのかと何度もしつこく聞かれたが、散歩と嘘ついた。

だって、愛川と一緒にいたなんて言ったら、優斗の事だ。

色々聞かれるに違いないからな。

それから、優斗は温泉へ俺はテレビを見ていた。

その時、ドアを叩く音がして開けると寝起きであろう愛川が眠たそうに立っていた。