「「「「いただきまーす」」」」
個室の部屋に響く4人の声。
一口ネギトロを食べると口全体に広がるネギトロの味。
「おいし~」
ほっぺたが落ちちゃうって言うのはこう言うことを言うんだろうなぁ。
3人とも、目の前のどんぶりに目を輝かせながら食べてる。
「優心、あたしのいくら特別あげちゃう」
「ありがとう、じゃ、あたしのもあげちゃう」
「優心って、いつの間にそんな仲良くなってんの?」
「「内緒ーーー!」」
「女ってわかんねーな」
「な。」
確かにね。女子って分からないかも…
女子のあたしが言うのもなんだけど。
「「「「ごちそうさまでした!」」」」
お会計は華織っちが払ってくれた。
「ありがと」
「いいえ。次は…どこ行く?」
「どこって言われても、俺らここらへんの事知らないからな」
うーん…と考える華織っち。
「また海行こうぜ?やっぱり海が一番だよ!」
「そーだな」
「じゃ、決定!」
そしてあたしたちはまた海へ戻ったのだった。

