あふれるほどの愛を


そのメールにはこう書いてあった。


《朝は5時半に愛川んちに向かいに行くから準備して待ってて》


シンプルなメールだった。

5時半か…

起きれるか心配だなぁ、、、

もともと朝が苦手なあたし。

学校に行くのだって目覚ましいっぱいかけなきゃ起きれないっていうののに。

あっ!いいこと思いついた。

そう思い、あたしはスマホを手にとった。


「優心ちゃん、もうお昼だよ」

そんな言葉が聞こえてドアを開ける。

「お昼は外に食べに行きましょう。準備終わったら下に来てね」

「はーい」

おばあちゃんはこうやって、わざわざあたしの部屋まで来てくれるんだ。