あふれるほどの愛を


気持ち良さそうに寝てる愛川。

そんな姿を見てると、俺まで眠くなってきた。

ウトウトしはじめた時。

ーーーガチャ

玄関のほうから音がした。

玄関に行ってみると、優斗が眠たそうに立っていた。

「おい、部屋入れよ」

優斗はコクンと頷くと、ソファーの前で止まり、コロンと寝っ転がってまた寝音を立てて寝始めてしまった。

「いまのはなんだったんだよ…」

「優斗はどうなった?って寝てるし」

「ここまで来て、ソファーで寝ちゃった」

しばらくして戻ってきた麻衣ちゃんは優斗の行動に大きなため息をこぼしていた。

「ねぇ、春樹くん?お腹空かない?」

「まあまあだな」

「私すごく減った。キッチン使ってもいいかな?」

「いいけど、冷蔵庫の中何もないぜ?」

「だーいじょぶ!さっき、車ちょちょっと走らせて買って来たから!」

そう言う麻衣ちゃんは自信満々の表情。

ーートントン

麻衣ちゃんは料理を始めたみたいだ。

で、俺は何をすればいいんだ?

「テレビでも見るか」

チャンネルを手に取ると、ドラマの最終回がやっていた。

そのドラマは学園ドラマだった。

でも、そのドラマはたった10分みたら、終わってしまった。

見るものがなかった俺は、録画した番組を見ることにした。

番組を選んでいたらふと、恋愛もののドラマの決定ボタンを押していた。