あふれるほどの愛を


「着いたよ」

そんな麻衣ちゃんの言葉に俺は気持ち良さそうに寝てる愛川を起こす。

「愛川!着いたぞ」

起こしてみるが全然起きない愛川。

優斗も肩を揺すってみるが、起きる気なし。

「あー全然起きねーな」

「みんな、疲れたのね。でも、車からは出ないとだよね」

あーどうするかな。

愛川は運べるけど、いくらなんでも優斗は自分で起きて歩いてってもらわなきゃだめだ。

「愛川は俺が部屋まで運ぶよ。麻衣ちゃんは優斗よろしく」

念のためもう一回起こして見る…がびくともしない。


「よいしょっ」

愛川をお姫様抱っこして愛川を部屋まで運ぶ。

「麻衣ちゃん!ドア開けてくれない?」

無事に愛川をベットに寝かせることが出来た。

次は優斗だ。

「おい!優斗起きろ起きろ」

「優斗!」

何しても起きない。

「あたし、起きるまでここにいるよ。春樹くんは優心ちゃんのそばにいてあげて?」

俺はその言葉に素直に頷いた。