あふれるほどの愛を


「私ら、二人っきりになった時あったじゃん?その時の話聞いてたら、慎重に行ったほうがいいのかなって思ってね」

愛川の過去の事か?

麻衣ちゃんには話したんだろうか?

「詳しいことは聞いてないよ。何かあるみたいね。これ以上は言えないけどね、女の友情かかってるしさ。大好きだからあたし。優心ちゃんのこと」

「ほんと仲いいよな。俺愛川の彼氏じゃないのに妬いちゃうくらい」

「春樹くん、かわいーなぁ」

それから、麻衣ちゃんとは会話が弾んだ。

「あのさ、今日春樹くんの家泊まっていい?」

「うわっ!」

俺は飲んでいたコーラーを吹きだしそうになった。

「いや、楽しい1日だったでしょ?夜もみんなでワイワイしたいなーって。だめならいいのよ、春樹くんの都合もあるし」

「いいよ。今日愛川は泊まらせようって思ったたし。麻衣ちゃん達も来てよ?終わりたくねーよな、“今日”という最高な日をさ」

「そうね」

「こんなこと思ったこともなかった。今日が終わってほしくないなんて」

「じゃ、まずわたしの家向かいまーす!」

それから、しばらくの沈黙が流れた。