あふれるほどの愛を


「もう、終わりだね。最後にみんなで写真取らない?あそこで」

麻衣ちゃんが指差した先にあったものは、幼稚園生とかがきた時に集合写真を撮るところ。

遊園地名と、今日の日付が入ってる。

「いいけどよ、誰が撮るんだよ?俺は勘弁だぜ?写真映りたいし」

写真取られるの好きなんだね、長瀬くんは。

「あんたに頼まないわよ!だって、あそこにいるじゃない、スタッフが。あの人に撮ってもらえばいいのよ」

そう言うと、麻衣ちゃんはそのスタッフに話しかけていた。

行動に移すのはやっ。

「いいって!並んで」

先生みたい。

『何枚撮りますか?』

そんなスタッフの問いにいっぱいで!と答えた麻衣ちゃん。

そんな麻衣ちゃんの姿にあたしは苦笑いを零す。

スタッフの人も、また苦笑いを浮かべ。

『はーい、1+1は?』


「「にぃーー」」

四人の元気な声が遊園地に響く。


それから、何枚も何枚も写真を撮った。

最後、スタッフにお礼を言うと、

『仲いいね。撮ってて楽しかったよ』

そう、言われた。

それから、麻衣ちゃんとツーショットを撮ったり、坂井とも写真を撮ったりした。長瀬くんともとったし。

最後の最後まであたしたちは遊園地を満喫した。

そして、いっぱい笑って、楽しんだ遊園地を後にした。