「いやー気持ちいいね。夜になって涼しくなってきたし」
「ねー。これでビビるとか小さい男だね優斗は。あれでよくモてるよね」
「そうかな?学校での長瀬くんはすごく優しいし」
「あり得ないんだけど。まぁ優斗は置いといて、今日はありがとうね。楽しい思い出になったよ」
「なに、改まって。こちらこそありがとね。最高の思い出になったよ」
「もう優心ちゃんったら嬉しいこと言ってくれちゃって。もう、ゴールだ。なんでかな?優心ちゃんといると時間があっと言う間に過ぎちゃうの。不思議ね」
それはあたしのほう。
麻衣ちゃんといると、何かの魔法を掛けられたみたいに自然と笑顔が零れてしまう。
そんな存在に出逢えたことがすごく嬉しいし、宝物。
「たっだいまー‼」
「おかえりー!楽しめたか?」
「すごい楽しかったよ」
ほんと楽しかった。
麻衣ちゃんとは、三つ年が離れてるけど、大切なFriendだ。