あふれるほどの愛を


「あのさ、教えてくれない?優心ちゃんのメアド」

「麻衣ちゃん、真剣になり過ぎ!!メアドのことで!交換しよ?あたし麻衣ちゃんのメアド欲しい!」

「あたしのメアドなんてそこらへんに散らばってるのに、欲しいなんて!嬉しくて。赤外線準備オッケー!送信しまーす」

あたしのアドレス帳には女子のメアドは入ってなかった。

いや、入れたくなかった。

なんか、過去を思い出すから。

だけど、麻衣ちゃんのメアドをもらった瞬間なんか、なんだか。

表せないくらいの、強さを麻衣ちゃんからもらった気分になった。