あふれるほどの愛を


「あたし、アイスコーヒーで優心ちゃんは?」

「アイスココアで」

飲み物を頼み、カフェの中をきょろきょろしてると

「すごいでしょ?ココ」

「うん!すごいおしゃれ」

まるで、別世界にきたみたい…

「今日は楽しかったね。っていってもまだこれから楽しむんだけどね」

「うん。なんかいっぱい買ってもらっちゃって、ごめんね?」

麻衣ちゃんを覗き込むようにして見た。

「全然平気よ!楽しかった?」

「すごく楽しかった」

「お待たせしました」

話をしてたら、ココアとコーヒーが運ばれてきた。

「うわ~アイスクリームがのってる!」

ココアの上にアイスクリームっが乗っていた。

ソフトクリームがのってるココアは初めてで、スマホを取り出し写真を撮った。

「珍しいもんね。あたしも撮ろっと」

麻衣ちゃんも写真を撮り始めた。

「あ~ちょっと熔けてきた」

「だね。でもすごいでしょ?あたしこれ大好きなんだぁ。もう天国~」

そんなことを言うもんだから、あたしも1口飲んでみた。

「すごく美味しい!ハマった!」

美味しくてはまってしまった。

ココアとソフトクリームの絶妙ですごいおいしい。

にしても、よくきれいに巻けてるな、このソフトクリーム。

さっきまであたしはソフトクリームをきれいに巻こうと必死になっていて、でも何度やっても結局できなかったのに。

ずっとソフトクリームをじーっと見てるあたしに麻衣ちゃんが声を掛けてきた。

「どうしたの?」

「あ…このソフトクリームきれいに巻けてるなって」

「ははっそんなこと思ってたの?優心ちゃんったら」

「だって…あたし何回やってもできなかったから」

「そうね。でも最初はみんな上手くないよ。平気平気!また今度一緒にさっきのバイキング行こうよ!もちろん二人でね。そしたら春樹くんに勝てるしね」

「行きたい!!」

「行こうね~約束!」

そう言って指きりした。