あふれるほどの愛を


「あ~坂井超へたくそ」

「じゃあ愛川やってみろよ!!超難しいから」

今はソフトクリームをきれいにまこうと必死に頑張っている最中。

「あ~やっちゃった」

「な?難しいだろ?」

「おいおい!ちょっとやりすぎだぞ?誰がこんなに食べるんだ?」

誰が上手く巻けるのかって言ったら、いつの間にか競争になっていて…。

もう、7個以上ソフトクリームがテーブルの上にある。

「決まってるだろ?優斗に決まってんだろう」

「それがいい」

あたしもそれに同感する。

「おい!勝手に決めんなよ!誰がこんなに…」

「大丈夫だよ!そこにトッピングもあるし、チョコとかストロベリーソースもあるし」

ふとトッピングに目に入って、笑いながらそう言った。

「優心ちゃんが言っても俺食べないよ?」

「えー?お願い!」

「そう言われても、この量は」

「私も食べるから!」

麻衣ちゃん、ほんとお姉さんって感じだ。

「じゃ、俺らはケーキ食べようぜ?愛川!」

「うん」

「おいおい!お前らずるいぞ」

「「いいの!」」

そう言って、ケーキをたくさん選んだ。

たくさんって言っても食べれるだけだけど…

「でも、このソフトクリームおいしいよ!ソース掛けるとすごいおいしい」

「よかったーこのケーキも美味しいよ!」

ふと時計をみた長瀬くん。

「お!あと残り時間15分。みんな食いたいもの食べたか?」

もうお腹いっぱい。

でも麻衣ちゃんはまだ食べる気満々みたいで、また皿を持ってまた取りに行ってしまった。

そんな麻衣ちゃんの様子に長瀬くんは呆れ気味。

「あと、3分!ねーちゃん早く食え!」

「分かってるわよ!!」

またケンカがはじまりそうになったが坂井と止め、慌ててレジに向かった。