あふれるほどの愛を


いないなぁ…

「あれ、愛川?」

「坂井!やっと見つけた」

「それ俺のセリフ。ずっと愛川探してたの俺!」

「うそだ~」

「でも見つかってよかった。これやるよ!」

坂井にもらったのは、目がくりくりしたうさぎのストラップ。

「ありがと」

「いーえ。うさぎ好きだった?」

「うん!うさぎとくまちゃん大好きだから!」

「そっか、よかった。クマのぬいぐるみあるんだけど、大きすぎるからロッカーに預けてきた。遊園地に行く時忘れてたら声掛けて?」

「いいけど」

「よかった。あれ?麻衣ちゃんは?」

「長瀬君のとこ。まだメダルやってて」

「あいつは1回やるととまらねー奴だからな」

そうなんだ…それじゃ大変だ。

「買い物終わったか?」

「まだ。坂井に呼ばれたせいで途中でココにきたの!」

「わるかったな。もう昼過ぎたし。くまちゃんも無事取れたし」

「そう。よかったね」

「あのさ見つかったか?欲しいもの」

「は?」

「昨日買ってあげるって言ったじゃん?なんか欲しいもの見つかったのか聞いてんの!」

「なんだろ…まだ決まってないや」

「そーなのか。じゃ、次は一緒に回って見つけるか?ご飯食った後」

「いいけど…」

「なら決まりだな」

「あー!二人ともいた!」

「麻衣ちゃん!」

「優斗もやっとメダルから離れたし!みんなでお昼行くよ!!」

長瀬くんの元まで行った。

「俺バイキングがいい!!!」

「いいなそれ!ここおいしい有名のバイキングあるしな」

「あたし、デザート食べたい!」

「もう優心ちゃん食いしん坊!じゃバイキング行きますか!確か2階だったよね?」

「2階だな。行くか」

長瀬くんの案内で無事バイキングに着くことができた。