あふれるほどの愛を


「なに笑ってんの?」

あたしの後ろからそんな声が聞こえて慌てて後ろを向く。

「麻衣ちゃん!」

「なんで笑ってんの?楽しいことあった?」

「坂井からメールが来て」

あたしは坂井から送られてきたメールを麻衣ちゃんにみせた。

「なにこれ!?すごいこんな大きいクマ取ったなんて。優心ちゃんが欲しそうにしてたからね」

「え?そういう意味…」

「なんでもない。じゃ、春樹くんにメールして。ゲーセンに行くって」

なんか違和感感じたけど

「りょーかい」

と答えた。

坂井にメールを送り終わり麻衣ちゃんとゲーセンに向かった歩いてた時またメールを知らせる音が鳴った。

「坂井か」

「なんだって?」

「りょーかいだって」

ほらっとそのメールを見せる。

「これまだしたに文あるんじゃない?下にスライドしてみて!」

「う、うん。あっ!本当だ」

「なになに?待ってるだって」

「それだけじゃん!」

「それだけって…これじゃあ春樹くんもかわいそうだ」

「なにがかわいそうなの!?」

「なんでもない!!もっと優心ちゃんとショッピングしたかったのに~」

「また別行動すればいいじゃん!あたしもっと麻衣ちゃんといたいし」

「なんでそんなに可愛いの~!!」

また麻衣ちゃんは抱きついてきた。

「着いたよ~」

「ご、ごめんね。あっ!優斗発見」

あたしは長瀬くんのそばに行って声を掛けた。

「優心ちゃん!春樹ならまだUFOキャッチャーに居るんじゃない?」

そう言われ、UFOキャッチャーがある場所に向かった。