あふれるほどの愛を


「あっここだね」

どうやら目的地に着いたみたい。

「おぉここだ。ねーちゃんでも辿り着いたな」

「一言多いのよ優斗は。調べたんだから当たり前」

私の隣にいた坂井が口を開いた。

「愛川に楽しんでもらおうと思ってここにしたんだ。ショッピングも出来るし隣には遊園地あるし」

「えっ遊園地?」

「窓見てみ?見えるぞ、観覧車が」

坂井はほらっと窓を開けた。

「うわー本当だ。行きたーい」

確かに言われてみれば、周りがワイワイしている。

後ろを振り向くと三人ともニコニコしていた。

「そう言うと思って用意したよ。遊園地のフリーパス」

ハイと言われて麻衣ちゃんに手渡されたのは遊園地チケット。

「もちろん、俺らのもあるよ!四人で楽しもーぜ!!」

長瀬くんは行く気満々‼

「じゃ、行くか!愛川びっくりすんなよ、外がすご過ぎて」

「うん」

車から出ると、想像以上の光景が広がっていた。

「うわー」

そんな光景にあたしは声をこぼす。

「だろ?楽しむのはこれからだからな」

「そうだね。そういうえば坂井にたくさん奢ってもらわなきゃ!」

「あぁ、昨日言ったな。忘れてるかと思ったのにな」

「覚えててよかった!!」

「優心ちゃーん!春樹くん!行くよー」

坂井と話してると麻衣ちゃんに声を掛けられた。

「はーい!!」

あたしたち4人はまずショッピンッグをすることになった。

バックに付いてた時計を見ると11時になっていた。

今日は早いな。時間が経つのが。

楽しい時間とか幸せな時間ってあっという間に過ぎる…

そういうものなのかな??

ショッピングモールの中に入ると人の多さに、広さに驚いてしまった。

隣に居る麻衣ちゃんは、目を輝かせていた。

坂井と長瀬くんはあたしと一緒で人の多さに驚いていた。

「ま!行きますか!」

そんな麻衣ちゃんの言葉であたしたちは歩きはじめた。