「梓先輩、真士先輩里麻サンと取られちゃいますよ?」
さすが心奈!
同じこと思ってた!
「ノー!!それはイカン!!」
梓がお母さんのところにダッシュ。
「ママサン!!真士はあげないよ!?」
「あらっ?ラブラブで仲良いわね!でも大丈夫よ。あたしは宙クン派」
なに!?
「里麻サンに先輩取られちゃうんじゃない?」
それもダメー!!
『お、お母さん!!お泊まりして良いの!?』
わざわざ二人を裂くように真ん中に入った。
「里麻サンって呼んで良いですか?困ったときはいつでも連絡ください。飛んでいきます!!」
お母さんに向かって跪く。
「梓チャンたら頼もしいわね。でも真士クンに怒られちゃうわよ。」
あっ、あれ?
梓が王子様に見える!?

