乙女ときどき予知者



帰ってきたのは真夜中で服も麻理菜自信もボロボロだった。


ホントは家に帰りたかったらしいけど家族に心配かけたくなくてうちに来たらしい。


ここからは麻理菜から聞いた話になる。


自分も含め3人で友達の家に泊まりに行った。


お泊まり会と言えば寝る前に恋バナとか他の友達の話したりする。


それまではすごくワイワイして楽しかったって。


でも一人の友達が好きな人の話をしていてあの事をつい口を滑らせて言っちゃったの。


"未来がみえる……予知が出来るんだよ"ってね。


そのあとは普通に眠りについた。


そして物音が聞こえて夜中に目が覚めた。


麻理菜が寝ていた布団の周りにはみんながいた。