麻理菜、0でもないみたいだよ!! 「ちょっとあたしママサンと話してくるわ」 何かを察したのかよくわかんないけど、とりあえず梓先輩に自分もついていった。 「あっ、心チャンからも言ってくれる?」 里麻サンが心配するのも分からないわけではない。 あの時の事を思い出しているんだろうな。 あれは中学の頃。 今みたいに麻理菜は友達とお泊まりをしていた。 あたしも誘われたけどその日はどうしても外せない用があって行けなかった。 行くときは笑顔で出て行った麻理菜が帰りはボロボロになって帰ってきた。