乙女ときどき予知者




てか、あめにつられてることに気づいてないし。


麻理菜は食べたあとの、あめの袋を見つめた。



今度はどうした?



「あー!!」



麻理菜がいきなり声をあげた。



柴犬の声に肩が飛び跳ねた。



『声でかいな……』



「どうした?」



「めっちゃびっくりしたぁ!」



「あっ、あれ?ヤバい落とした!?」



椅子から立ち上がり、キョロキョロ見回した。