乙女ときどき予知者





ドキドキが止まらない―……。



あたしも同じこと思ってた……。



優しい声……。



落ち着く……。



もう緊張しない……。



『あのね、梓から倒れたって聞いて……それから……声が聞きたかったんだ……』



「……フッ……」



笑われた……!



『別に笑わなくてもいいじゃん……』



宙は体調悪いのにあたしのことなんて、考えてるわけないよね……。



「いや、すげーな、俺たち……」



『えっ……』