「違いますー!女子みんなで考えたの!!何気、このクラスカッコいい子多いんだからね!?」
何気とかひでーな、コイツ。
真士の髪をくしゃくしゃにした。
「俺の髪が……!」
『でも衣装とかメニューとか大変じゃね?』
真士はスルー。
「その点は大丈夫!!衣装は手芸部主導で女子みんながやるし、メニューは料理部いるから。男子は飾りつけぐらいかなって」
「へー衣装着るのー?気合い入ってるな!」
『じゃあ俺は受付やるわ』
衣装着なくて済むだろ。
「……フッ。甘いな、宙……」
『は?』
「宙と真士には衣装を来てもらう!これは決定事項だっ!!」

