乙女ときどき予知者




「11月3日だよ」



『また急だね。麻理菜悲しむんじゃない?せっかく……』



あれ?



「どうしたの?」



『アンタって仲間なの?』



なんとなく疑問に思った。



「じゃなかったらここにいないよ」



少し呆れ気味で答えた。



それもそうか。



『ならもっとここにいれば良いじゃん』



「んー理由はそれだけじゃないの。実はこっちの方が楽しみなんだ!」



そう言ってまたこっそり教えてくれた。



「ふぇー……」



「すごっ!?真琴なら出来るよ!!」



『まぁ応援するよ』