「ほんとぉー?あたしには何もないんだよ……何も……」
それがキミの中でずっと寄生していた言葉。
―……"性格"
「そんなの必要ないよ。梓は梓でしょ?どんなに変えても必ず本当の自分は消えない。だから自分を隠す必要ないじゃん」
「ここなぁ……」
心奈チャンはじっと梓を見た。
「そうだよ、梓!みんなより分かってるのは自分自身なんだから自分を捨てちゃダメだよ!!」
麻理菜チャンも心奈チャンと同じく梓をじっと見た。
二人は同じ瞳をしていた。
"あたしたちを信じろ"
彼女たちの瞳はそう言っているように感じた―……。

