乙女ときどき予知者



その言葉嬉しすぎる!!


『あたしも心奈が一番だよ』


「宙先輩じゃなくて?」

『うん』


「屋上行こう?」


『でも授業始まるよ』


「サボれば良いじゃん」

半泣きのまま屋上に向かった。



―……ギィ。


ドアを開けると夏らしい青空と涼しい風があたしたちを迎えた。


「思ってたより涼しいね」


『……あたしね、心奈に彼氏出来るといつも不安なんだ。心奈が取られそうで。いつか一番じゃなくなる気がして』


また心奈がギュッと抱き締めてくれた。


「あたしもそう思ってた……だから本当は生徒会に行く前は裏でダメになれば良いって思った。最低でしょ?」