乙女ときどき予知者




「えっ!?じゃあ真琴は2年間先輩のことすきなの!?」



大きい瞳をさらに大きく見開き真琴を見た。



『うん。あっちにいても忘れられなかった。まぁ麻理菜チャンにとっては困るんだろうけどね』



麻理菜チャンは首を大きく振った。



「困るけど真琴すごいね!!2年間もでしょ!?尊敬するよ!!」



驚いた……。



普通好きな人が好きだって言ったら"気にしない"とかお世辞や嘘を言うのに……。



正直に言葉を使う。



それが麻理菜チャンなんだ……。



まさか尊敬されるとはね……。



『……フッ』



「えーなに?あたし変なこと言ったっけ!?」



隣でテンパる彼女。



あーあ、分かっちゃった……。



『……ひーくんが好きになった理由』



―……ビュー。



大きく髪が揺れた。