乙女ときどき予知者




斯波様がキレたら餌付けすれば助かることを体が覚えてる。


「ん。どーも♪」


何ですか、声のトーンの違いは。


恐ろしいやつめ。


あたしのポッキーちゃんさよなら。


「……ありがと」


心奈は恥ずかしそうにポッキーを桑えながら言った。


『ポッキー?』


「じゃなくて……佐藤の方……。確かに今までとは違うやつのような気がする。予知してくれてありがと!」


あたしに心奈が抱きついてきた。


これは……レアだ!


いつもツンデレのデレが滅多にないんだよ。


「死んだりしないよね?」


まだデレるかっ!


……って……。


『なんで?』