「ねぇ真琴。いい反応してよね♪……あの時見たいに」 なに…… 言ってるの―……。 『あの時……?』 「やっぱり記憶がないんだね……あの時の真琴がすごく好きだったなぁ。だって……痛いよ、助けて、もうやめてって泣き叫んでくれたもん」 紗知チャンの顔は悪魔のようだった―……。 『……うっ』 頭が…… ズキズキする……。