『ごめん……』 「えっ?なんで謝るの!?」 『だって……』 俯くあたし。 「まぁ確かに真琴とはすごく仲良かったから残念だけど記憶がなくてもまたこうして友達になれたんだよ!!それってすごい事じゃない!?」 満面な顔で笑った。 『友達になってくれてありがとう!』 友達っていいなって……そう思った瞬間だった。 裏である計画が進んでいることも知らずに―……。