真琴side★
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「いつ真琴の記憶は戻ったの?」
今にも泣きそうな顔で尋ねる麻理菜チャン。
麻理菜チャンの考えはあの時のひーくんと同じ。
だから直感で分かってたのかな……。
この二人は惹かれ合っているって―……。
『真琴の記憶はそれから少しあとのことだった……』
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―……あれから数日が経った。
「真琴、学校は楽しい?」
最近イジメが嫌で学校を休みがちになっていた。
今日も休みベッドの中にいたあたしに突然お母さんに問われた。
楽しい……?
学校に行くたびイジメにあって楽しいなんて言えないよ……。
でも保健の先生と話すことが不幸中の幸いだ。

