乙女ときどき予知者




自分の部屋を見渡した。


『あたしってピンク好きなんだ……』



ピンク色が多いと率直な感想だった。



『……ん?』



あたしは本棚に近づき、手に取った。



これって……。



『アルバム……?』



小さい頃の写真があった。



これは小さい頃のあたし……?



『……全然覚えないや……』



あたしはどうして記憶がないのかな?



はじめはそう思ったけど日に日にそう思わなくなる自分がいた。



でもやっぱり思ってしまう……。



矛盾してる自分がいた……。



アルバムのどのページをめくっても見え覚えないものばかりだった……。