「真琴……本当に嬉しいのか?病院から出るのはじめてだし慣れないこと多いんだぞ?」 宙クンはあたしにそう言ってくれた。 本当は喜びよりも不安が勝っていた。 見るものすべてはじめてだから……。 でも不安なんて言えない。 これ以上お母さんの仕事を邪魔するわけにはいかないから……。 『大丈夫だよ?宙クンは心配性だなぁ〜♪』 あたしは笑ってそう言ったけどもしかしたら宙クンは気づいていたのかもしれない。 あたしが嘘を言ってることに……。